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Posted by - 2017.06.25,Sun
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Posted by m34 - 2013.09.03,Tue
昨日完成したカスタムIEMの「beyerdynamic DTX101 Re+」ですが、エージングはまだかと思いますが、今日一日聴いた感想などを含めて紹介したいと思います。



ドライバは beyerdynamic DTX101 (ダイナミック型)とsonion 2389(BA型) 
ダイナミックはフルレンジ、BAはツイーターとして使用。



シェルはシルバーとブラックを混ぜたら鉄みたいな色になったヤツ。使おうかどうか微妙だったけど、シェル自体は綺麗に取れていたので使っちゃいました。


(写真右のものが今回つかったシェル)

フェイスプレートはアルミ板。フェイスプレートの模様はベイヤーのヘッドホンをイメージしたものです(確かこんな模様でしたよね?違うか?)



マスキングテープを4ミリ幅でカットしたものを間隔をあけて貼り付け、テープの張られていない部分を1000番くらいのヤスリで磨くと、このように模様がつきます。
すこし遠めから見るとあまり気づかないですが、光があたるとこの模様がハッキリと現れます。(なぜか左耳の模様が薄い・・・)

文字などをカッティングして張れば、同じようにアルミプレートなどに文字入れができますね。今度やってみよう・・・


フェイスプレートにはポートをあけましたが、まえにポートの穴からレジンが入るという悲惨な自体を経験したので、写真のカシメを使って、高さを出して仕上げました
下の写真のものがそうです。その上のものがアルミプレート。



このカシメ自体は7か8ミリくらいで、フェイスプレートからは2ミリくらいしか顔を出してないので、残りの5ミリくらいはシェルのなかに筒のようになって入っています。バスレフスピーカーのような感じでしょうか。

シェルやフェイスプレートの造り自体は今までのものよりも上手くいったと思います。
磨きもある程度丁寧にやったし、フェイスプレートにも余計な飾り付けをしない分、簡単にいきました。




肝心の音ですが、前回の「EX90SL改+」でも同じような構成でフルレンジ+ツイーターとして作って、全体のキレとスピード感などが増してスッキリと気持ちよい音になったということで、今回も同じように考えて作りました・・・が・・・

beyerdyanamic DTX101を加工して音導チューブを取り付けて測定すると、高域がガクンと下がっていた。音導チューブの影響だと思います。
これではフルレンジと言いがたい・・・と思い、いつもはスーパーツイーターとして使っていた高域のBAドライバを普通に高域として使おうとコンデンサの値をチョイス。

これで測定して問題なさそうだったので、そのままシェルに収め、製作したのだが、聴いてみると思った以上に高域が被っている感じがして、残響感や一部のアタック音が強い。

曲によってはちょっと痛かったりします。あと、帯域被りの分の残響が多めに出てます。

やはりスーパーツイーターとして補助的に使うのがこの構成では正解っぽい。

中域はもとの音とあまり変わってないですが、低域はポートの穴が大きかったのか、管が長かったのか・・・はわかりませんが、密閉型特有の弾力感がなくなり、開放型のような広がるように音が出る感じの低音です。

量は出すぎずすこし少ないか、ちょうどよいくらいの音圧なのですが、もとの低域が好きだったのですこし残念。


あと、このポートが面白くて、穴を指で押さえると、一気に大人しい音になっちゃいます
指を離してポートを元の通り開放してあげると、逆にドライバ元気一杯に動き始めたかのような元気な音になります
やはりダイナミック型はポートの穴の直径、管の長さがすごく大切だなと思いました。
ここらへんは試行錯誤して変化の具合を今後も調べてみたいと思います。

スピーカーなら管の長さや直径を計算で導き出せるようですが、カスタムIEMはドライバ背面のシェル内の体積がわからないし、左右で違うため、通常の計算式では当てはまらないため、色々試すしかないです。

機会があれば、MG6PROの背面ポートのように穴の大きさをゴムなどで替えられるようにすると、変化の具合が分かりやすいので、いつか試してみたいと思います。


今回のミスを糧に同じ構成で、別の方のハイブリッドIEMを作成する予定なので、次はもっと上手くいくようにがんばってみたいと思います。


(ここから以下はオマケwww)

【くり貫きシェルについて】
最近作っている自作のシェルについて、同じような質問を何件かいただいたので、少し書きたいと思います。不透明な色つきシェルについてです。

私は最近は不透明な色つきシェルばかり使ってます。

これは、いわゆる「369樹脂」ではありません。「デプコンET」という樹脂です。

シェルも私の場合、オスメス法ではなく、くり貫き法で作ってます。
なので、シェルができた段階では中に空洞はなく、中をくり貫かなければなりません。

一見大変そうな作業に思えますが、慣れてしまえば、369樹脂などのUV硬化と時間的な大差はあまりなく、硬化時間を除く作業時間だけだとくり貫きのほうが早いです。

くり貫きには下の写真のリュータービットを使ってます。この3種類があればガンガン削れます。特に一番上のビットは恐ろしく削れます。押し付けても削れないのですが、コツをつかめば十秒ちょいで貫通する(笑)


ただし、くり貫き法でやる場合は安い2000~3000円未満のリューターでは無理です。
ある程度パワーのあるリューターでないとリューターが空回りをしてしまいますし、全然掘れません。

私はPROXXONのものを2つ使ってます。2つ使っているというのも理由があって、リューターは連続では15分程度しか使用できず、あまり長時間使うとモーターが熱をもって壊れてしまう可能性があります。

私の場合、偶然にも中古で安く2台目をゲットできたので、この2台を使って、5分以上使うときは交代させています。

そうすると、大体片耳シェルが5分程度でおおよそくり貫くことができ、リューターを変えて、連続でもう片耳をくり貫きます。 慣れると上のリュータービットを使えば両耳10分でいけます。(あくまで大まかなくり貫きです)

その後、カナル部分やカーブの部分を通常のビットで5分ほど加工すれば、シェルの完成です。
カナル部分やカーブは不透明シェルは難しいですが、裏から光りを当てればすこし透けて見えるので、問題ないです。

デメリットとして、この方法は、UVレジンなどの硬化法と違って、なかにリューターの削った跡が必ずすこしはできるので、透明シェルには向きません。 ある程度は磨いてレジンなどを流せば消えますが、やはりはじめから369樹脂などで作ったものとは透明度に差が出ます。


でも、逆に不透明な色の濃いシェルができるのと、あくまで私がやった場合では、加工に関してはUV硬化法よりも時間的に早いです。両耳20分あればほぼ綺麗に切り抜かれたシェルができます。

色づけにはネイル用の染料などを使ってます。いろんな色があって面白いです。ちょうど家の近所でネイリストの知り合いが働いているので分けてもらったりwww

シェルを作るときは24時間程度放置して固めないといけないので、UV硬化よりも時間がかかりますが、放置してればいいので、前もって作っておけば問題ないです。

あと、カナル部分をクリアにするときは先に色を付けないデプコン樹脂をカナル部分に注ぎ、1時間程度たって、色つき樹脂を注ぐと綺麗にカナル部分だけクリアやクリアカラーになります。

デプコンは気泡も簡単に抜けますが、染料を入れてすこし粘度がでると、気泡が抜けるのにすこしだけ時間がかかります。面倒なときはキッチン用品の真空タッパで真空にしてすこし放置してやると気泡が抜けます。


リューターを使う際は、樹脂が飛散したりするので、マスクとゴーグル、あと、作業ボックスなどを私は使ってます。結構便利です。(下のようなもの)あとは、エアダスターが必須です。



私はこの楽な作業に慣れてしまい、当初は時間的に簡単だったはずの369樹脂のUV硬化などが面倒になっちゃいました。 なので、クリアシェルを作るとき以外はガンガンくり貫いて作ろうかと思います。

すでに、待機中のくり貫きシェルたちが沢山あるので・・・




以上、不透明シェルを作る人の参考に・・・なるのかな?





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男性
自己紹介:
数年前、EtymoticResearchのER-4を買ってしまったことでイヤホンスパイラルに・・・ヘッドホンもちょっとだけ・・・

10年前から音楽にはまり、一時期は毎日1枚CDを買っていた。
聴く音楽ジャンルは、JAZZ、ラテン(ボサノバからサルサ、キューバンジャズなど)ファンク、ソウル、R&B、HIPHOP、クラブ,SKA、レゲエ、ハワイアン・・・などなど。J-POPはほとんど聞かないかも。
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