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Posted by - 2017.06.29,Thu
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Posted by m34 - 2013.10.07,Mon
だいぶエージングも進んだと思うので、UMの「3DD」のレビューでもしてみようかと。

私のはユニバーサルモデルです。 今年5月のプレオーダーのときに注文したので20%だったかな?割引で$399だったかな?定価だとユニバーサルは$499だと思う。

ドライバはダイナミックドライバが3つです。




高域   ☆☆
中域   ☆☆
低域   ☆☆☆
遮音性  ☆☆☆☆
使い勝手 ☆☆
満足度  ☆☆


音はウォーム?というか全体的にマッタリした音で輪郭がボヤけ気味でハッキリせず、解像度は値段の割りに悪く、クリア感に欠け視界が悪い

バランスは若干だが低域に寄っている・・・というより、高域があまり出てないのでそのように感じるといったほうが正しいかもしれない。
ただし、バランスが音量により崩れる。小音量だと低音がでない。

あと、聴く音楽によっては各ドライバの音がゴチャゴチャしていると感じることも。



【高域】
あまり出てない。繊細さやシャープさが足りず、エッジもたたず全体の輪郭がはっきりしないため、余計にそう感じます。

伸びもイマイチです。

刺さりなどはないのですが、その部分の帯域ががっつり凹んでるのか、普通ならどんなイヤホンでも刺さりやアタックがキツイ曲を聴いても、3DDではその部分が弱く、「刺さらない」というポジティブな印象よりも、「アタックが弱く、刺激がなさすぎる」というネガティブな印象の方が目立つ。



【中域】
高域と同じく、輪郭のはっきりしないボヤけた音のため、メリハリ感がなく、マッタリとした印象。
ボーカルも曲によってはかなり凹んでいる部分がある。

艶感などもなく、色で言うと「グレー」な感じで無機質で生気のない印象です。



【低域】
初めて聴いたときは、あまりにスカスカで低域が出てなかったけど、エージングした結果なのか何なのか低音がそこそこ出てます。
しかし、いわゆる「低音イヤホン」のような低音がガツンとくるような低音の強さなどはなく、あくまで「そこそこ低音も出てきた」というレベルです。

量はそこそこだが、締まりがなく、芯の硬さがないというか、ボワっとした印象です。
低域も同じく、輪郭のボヤけが目立つ。

音の立ち上がりや引きが遅く、スピード感に欠ける
アタックも弱い



【遮音性・使い勝手】
装着感はかなり悪く、ユニバーサルシェルの形が意味を成していない
カナル部分に刺さったイヤーピースで何とか装着を保っている状態。

耳からもかなり飛び出て、外で使用するのがためらわれる。

この形状はもう一度設計しなおして作り直した方がよいレベル。これじゃダメだ。

ただ、フィット感が悪い割りにしっかり耳にぶっ刺せば、遮音性はよく、音漏れはあまりしない。


ケーブルのコネクタがこれまでのUMとは違って、新しくなっているようだが、これがまた一癖ある。
コネクタの樹脂素材がかなり硬く滑りやすい素材なのと、耳掛けするとコネクタにケーブルがグッとしなる力が掛かるためか、コネクタが抜けやすい。

到着したときはそうでもなかったのだが、なんかコネクタの結合する部分に薄くボンドのようなゴム状のものがウッスラついていて、それが剥がれてからコネクタがかなり滑りやすくなった。

普通のいままでの2ピンでよかったんだけど・・・



まとめ【3つのダイナミック型ドライバを使った意味が?】

正直、3DDが到着してスグは初聴きの音も、その構造(音導チューブなど)に驚いた。
あまりに完成されてないプロトタイプのような出来だった。
ここらへんは、3DDの途中経過の記事を読んでいただければ分かると思います。
(→3DD途中経過 http://earphonespiral.blog.shinobi.jp/Entry/297/

3つのダイナミック型といえば、スピーカーを思い浮かべてしまうのだが、スピーカーの場合は、1つのドライバだけでは補えない低域や高域をドライバを追加することで、より幅広い音を出している。
だが、この3DDの場合、3つのダイナミック型ドライバを使ったことによるメリットがあまり感じられず、「ダイナミック型が3つ」というコンセプトありきで製作を進めた感があり、
よりよい音を出すために3つのダイナミック型ドライバを使ったのではなく、
ダイナミック3つという他にない話題性や挑戦といった部分が前面に感じられます


この部分をどう捉えるかで、この3DDの評価は人によってかなり変わるのではないかと思います。

音だけで言えば、とにかくボヤッとした音で、メリハリが無く、スピード感やキレなどとは無縁の音。解像度やクリア感なども、特にBA型などをメインに聴いている人には辛いであろうレベル。

あと、なんとなく音導で共鳴しているような反響したような音に聴こえることも

かなり厳しく言うと1万以下のイヤホンレベルだと思います。

作りも結構粗いです。ユニバーサル型にいたっては、カナル部分のリューターの削り後も目立ち、各ドライバからの音導くのまとめ方はなかなかクレイジーな感じです。


ただ、ダイナミック型を3つ搭載したモデルは現時点で他になく、これを面白いコンセプトだと思えるなら「アリ」。あくまで音重視で考えるなら「ナシ」・・・かな?

私は個人的に音には満足できないものの、昔買ったカスタムメーカーのユニバーサルモデルAURISONICS ASG-1と比べれば、3DDはちゃんと音楽を聴くことができる音作りはされているので、そのチャレンジ精神と他にないものを作ろうとした姿勢も含め「アリ」かな?と。

色んなカスタムメーカーはあるが、多くはドライバの組み合わせやネットワークの違いなどでしかなく、他のメーカーと構成が同じものになれば、カスタムIEMの作りのよさや、フェイスプレートなどのデザインの違い、注文のしやすさ、値段といったものでしか差別化できず、この競争がすすめば、完全なレッドオーシャンに突入。 安心して買える大手が価格を下げてきたり、納期が早くなるなどの使い勝手がよくなれば、同じドライバ構成や数のものを他で注文する意味がなくなる。(他に工夫があれば別だけど)

そう考えると、各メーカーやモデル毎の「特色」「強み」を生かして差別化しないとダメなわけで、3DDのような3ダイナミックカスタムIEMは完全に他と差別される。

ダイナミック型が好きで変わり者が好きな私には「アリ」だったかと思われる。


ただ、満足度は低いです。 どうせダイナミック型を3つ使うなら、それこそダイナミックで迫力のあるノリの良いイヤホンを期待してました。

私の所持しているダイナミックカスタムIEMのFutureSonics MG6PROはダイナミック1発でまさに上記のような音楽を楽しむことに特化したような、エンジン全開のぶっとい濃厚でエロい音をだす。 ダイナミックが3つとなれば、このような音を期待してしまう。


3DDを聴いた感じ、自作をする私としては3ダイナミック使うなら、1発フルレンジでバスンと芯のある音をメインにして、超高域、超低域を追加するような音にしたらよかったんじゃないかなぁーーと思ったりしました。



あと、背面の磁石フィルター?を変えると低音を変えられるようだが、色々変えた感じではそこまで大きな変化はないと感じました。
今は100か88のフィルターを使ってます。
これは無くさないように注意が必要。
せめて、フィルターを交換する工具くらい付けてくれよ
ピンセットなどでも磁石だからつけにくいし、尖ったものだとフィルターを突き刺してしまう。


他に、このイヤホンは音量が取りにくく、アンプが必須かと思われます。
特に、小音量で聴くと、低音が全然でなくて、バランスがおかしいです。

アンプをかましつつ、音量をある程度上げて、低音を力強く鳴らしたほうがこのイヤホンは楽しめると思います。

相性のよいジャンルは・・・今のところない!
打ち込みはスピードやキレがないし、ボーカルものもメリハリや艶がなく厳しいし、低音のぼやけた感じがあうレゲエなども高域が出てないから面白くないし、JAZZならと思ったがウッドベースなどはギリOKもアタックがなくドラムが面白くない。


まぁ、今回は失敗?かネタか?話題性?の商品として納得するとして、今後に期待したいとおもいます。

ただ、今度は製品がある程度完成してからオーダー取ろうよ。
さすがに半年近く待たされるとなぁー・・・









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男性
自己紹介:
数年前、EtymoticResearchのER-4を買ってしまったことでイヤホンスパイラルに・・・ヘッドホンもちょっとだけ・・・

10年前から音楽にはまり、一時期は毎日1枚CDを買っていた。
聴く音楽ジャンルは、JAZZ、ラテン(ボサノバからサルサ、キューバンジャズなど)ファンク、ソウル、R&B、HIPHOP、クラブ,SKA、レゲエ、ハワイアン・・・などなど。J-POPはほとんど聞かないかも。
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