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Posted by - 2017.10.20,Fri
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Posted by m34 - 2013.12.31,Tue
久々に自分用のカスタムIEMを作りました。
ダイナミック1発「MX580改 Ver.RedBull 試作テスト機」

今回は、ポートの穴による音の変化などをチェックするためのテスト機として作ったものです。



生贄になったのは、ゼンハイザーのMX580というインナーイヤー型の安いイヤホン


フェイスプレートには空き缶のアルミ?を使用しました。エコですw

今回使ったのは、お馴染みのエナジードリンク「RedBull(レッドブル)」のシュガーフリーという水色っぽい空き缶です。



はじめはロゴが入らないように水色とシルバーだけの部分をカットしましたが、どうせテスト機だし・・・ということで思い切ってロゴマークの部分を切り取った。
個人で使うものだし大丈夫だろう・・・たぶん・・・

ただし、ロゴマークをこの向きでしか切り取れず、耳に装着すると牛が立っているように見えるマヌケな感じにwww



シェルは黒っぽいシルバーのシェル。前に作って、すこし気泡が入ってたりしてたのですが、今回はテスト機+自分用ということでそのまま使いました。
シェルはくり貫き方式です。


構造はインナーイヤードライバを一発入れただけですが、前に作ったアルバナエアと同じ構造です。

ドライバ前から3ミリチューブで音を外へ抜いています。
そして、ドライバ背面にポートを設けています。

下の手書きの図1(笑)がこのカスタムの簡単な構造になります。

ドライバとチューブを設置したあと、その側面をレジンで完全に密閉してドライバの前から出る音はカナル出口と穴①へ出ます。
ドライバ後ろはそのまま穴②へ。

この構造にしたのには理由があります。

インナーイヤー型のイヤホンは本来耳に完全に密閉しません
必ず耳穴とイヤホンに隙間ができるために音漏れがしますよね

この構造を再現したのが図1の作りです。

これを完全に密閉してしまうと、低音が強く耳に入り込み、音が抜ける場所がなくなり、2kから5kあたりに変なピークが何箇所もできてしまいます。

インナーイヤーを通常のカナル型と同じように測定するとほぼ、変なピークの山が2,3個できてしまいます。

これを完全密閉せずに抜いてあげると、そのピークがなくなります。
(これがいわゆるインナーイヤーを耳に装着した状態ですね)

ただ、代わりに低音も逃げることになるので、そこを穴の大きさを調整して、自分で気に入るベストな抜けと低音を作るためにポートを設けて、そこにキャップを装着します。

ポートのキャップについては後で記述します。


で、もう1つ似たような構造の図2と図3を見てください。(下の手書きの図です)

図2は同じインナーイヤーでも前から抜いた音をフェイスプレートの外までもってこずに、シェル内に抜いて(穴①)、穴②と一緒に外へ出すという仕組みです。


図3はすこし前に作ったカナル型ダイナミック1発の「雅」の仕組みです。
カナル型のハウジングをそのまま利用して、カナル部分にチューブを装着して音導管として出口まで音を導きます。
ハウジングにはもともと抜けの穴が空いていたので(穴①)、そのまま穴②と一緒に外へ出すという仕組みです。

見た目は違いますが、図2と図3は同じ仕組み。

実はこれでもちゃんとドライバ前面の音は抜けるし、問題はないのですが、
穴の大きさの調整が穴②でしかできないため、好みの音にしにくいのです

簡単に言うと、穴①を密閉したいのに、穴②は開けたい・・・ということが無理です

なので、今回は穴①と穴②をそれぞれ自由に調整できるように図1の仕組みを採用しました。


今回ポートの穴の大きさを調整するのは下の金具です。



①のキャップをフェイスプレートに穴をあけて埋め込み、そこに②と③を差し込んで使います。

金具②は中が管になっていて、先端の穴をリューターで広げれば自由に穴の大きさを調整できます。さらに、金具の中間がくぼんでいるため、金具①にしっかりと噛んで落ちたりする心配はありませんし、爪を引っ掛けて取り外すことができます。

金具③は穴の空いていないもので、完全に密閉する際に使います。

ちなみに全部、東急ハンズで購入した・・・と思う。



上の写真左がドライバ前面からの穴に金具②を取り付けたもの。

写真右がドライバ後面の穴に金具③を取り付けて密閉したものです。


ドライバ前の穴①を密閉するとかなりの低音が耳に飛び込んできますが、すこし変なピークがでたり、篭ったりする感じです。

逆に穴①を全開にすると低音の量感が不足して、音漏れも大きいです。

穴①に金具②を取り付けた状態だと音漏れもほぼなく、かつ低音もしっかりとして、変なピークも減少する感じでいちばん好みです。

背面は密閉するとドライバが動かない感じで、全然だめな音に。

好みは全開ですが、僅かに音漏れするかなーという感じ。 


元のイヤホンゼンハイザーMX580が安いイヤホンなので、カスタムにしたからといって音がよくなるわけではないし、基本性能も高くないイヤホンですが、
インナーイヤー型を耳に押し当てたときのような大きなドライバが震えるようなぶっとい迫力のある音がでます。

また、もともとがゼンハイザーらしくない結構硬い音で、カッチリしているためか、ハッキリしていて、基本性能の低さをうまくごまかしていますね。

低音はタイトではないですが、バスゥゥゥンという感じでインナーイヤー型ダイナミックらしい癖になる音です。

なかなか好みな音で、テスト機としては色々遊べそうでよかったです。

そして実は今回は同じゼンハイザーのMX985という最上位機種のインナーイヤー型をカスタム化するための練習だったりもして・・・(MX980もあって、そっちの方が好きなので、ほぼ同じ音のMX985は生贄にささげてもいいかと・・・・・)



フェイスプレートの空き缶アルミ?ですが、缶コーヒーなどのしっかりと厚みのあるアルミ缶だとそのまま使用しても良さそうですが、
レッドブルのは薄いアルミ缶で、ビールなどと同じようにすぐ手でペコペコ凹むやつなので、今回はグレーの樹脂板で一度フェイスプレートを作り、それに切り取ったレッドブルのアルミを貼り付ける感じにしてます。



上の写真がアルミ貼り付け前。
下の写真が貼り付け後のもので、ポートを設けてない状態です。





あと、カナル部分には真鍮パイプを埋めこんであります
内径は5ミリ。下がアップの写真です。

 

シェルの先端の数ミリをカットして、真鍮パイプを埋め込んで、再びレジンで元の形に成型してます。
金属系パイプは硬いので、耳に直接当たらないように、レジンで保護してあげるといいでしょう。


最近はBAを使ったハイブリッドよりもダイナミック1発のほうが自分には魅力的です(笑)

来年もダイナミックを中心に攻めてみようかと思いますwww

レッドブル翼を授ける・・・・・?




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プロフィール
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m34
性別:
男性
自己紹介:
数年前、EtymoticResearchのER-4を買ってしまったことでイヤホンスパイラルに・・・ヘッドホンもちょっとだけ・・・

10年前から音楽にはまり、一時期は毎日1枚CDを買っていた。
聴く音楽ジャンルは、JAZZ、ラテン(ボサノバからサルサ、キューバンジャズなど)ファンク、ソウル、R&B、HIPHOP、クラブ,SKA、レゲエ、ハワイアン・・・などなど。J-POPはほとんど聞かないかも。
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