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Posted by - 2017.06.28,Wed
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Posted by m34 - 2014.03.08,Sat

くみたてLab」の3モデルを試聴しましたので、簡単に比較レビューしてみます。


※試聴機ですので、エージングの程度であったり、試聴機ゆえの作りやイヤーピースなどによる音の僅かな違いはあるかと思います。
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まずは、3機種の比較のための「基準」という意味で、「KL-サンカ」から。


「KL-サンカ」2way 3drivers


バランスはほぼフラットだが、聴く音源によっては、高域の主張が強く感じたり、低域がしっかりしたりと、どの帯域も不足なく出ている印象。


解像度が高く繊細で、音の分離もよい。
カッチリして音の細かい粒子が綺麗に際立つような印象だが、変に線が細すぎず、ある程度しっかりした音。


音場も自然で、近すぎず遠すぎずで、音圧もしっかりありつつ、空間的な奥行きもあります。


中高域はよく伸び、艶っぽい。
少し響きがあり、色味も鮮やかに感じる。


刺さりなどの嫌味な音はなく、適度にシャリシャリしたザラつきがあり、聴いてて楽しい
ここら辺は、モニターチックな聴き方だけでなく、リスニングとして楽しめる感じ。


低域も不足なく、ダイナミック型好きの自分でも十分です。
弾力のあるような低音ではなく、ブワッっと圧縮されて出るような感じ。


同じ3ドライバでいうと、WestoneのUMpro30なんかに近いかもしれませんが、KL-サンカのほうが低域が低いところが出ている印象。
UMpro30は自分の聴いた感じではすこし低域のピークが高かった気がする。
中高域もKL-サンカのほうが音の鮮やかさがある気がします。アタックもすこし強め。


全体的に完成度が高いというか隙がないというか、すばらしい音だった。
試聴機でこれなら、実機はもうすこし高域が出るだろうし、伸びも良いかもしれない。


唯一すこし気になったところがあるといえば、ドラムのスネアのアタック音が若干だが人工的に感じた気がする。ずっと気になっていて今日確認のために再度聴いてみたが、他の2モデルと比べてすこしだけ気になった。 
実機とは音導チューブの径や素材も違うので、そこら辺の影響かと思われます。


癖が少なく、どんなジャンルの音楽にもオールマイティーに対応できる印象
どのモデルか迷っているなら、コレ買っとけば間違いないという感じでしょうか。


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続いて「KL-アカラ2014」3Way4Drivers


KL-アカラの高域にドライバを1つ追加されてます
解像度の高さや分離がしっかりした音は、先程のKL-サンカと同じく申し分ないです。


KL-サンカよりも、よりエネルギッシュで音の押し出しが強い
バランス的にも若干のドンシャリ


輪郭はハッキリしているけど、KL-サンカよりも音が太くパワフルですね。
KL-サンカがHB鉛筆だとすると、こちらはB鉛筆みたいなイメージです。


先程のKL-サンカがUMpro30だとしたら、こちらのKL-アカラ2014はUM3Xといった感じのポジションと書いたほうが分かりやすいかな。※あくまで「ポジション」的な意味でね。実際はUM3Xよりも高域がだいぶ出てて、解像度も高くスピード感もあります。


中高域のシャリ感もワイルドで、聴いていてとても楽しい。
中域の艶感や響きはこちらのほうがより感じられます。


低域はKL-サンカよりも張りがあり、厚みがある
ドラムの再現性という意味ではこちらに軍配が上がるかもしれない。


音場はKL-サンカよりも狭く、音が近くでなる感じですが、
その分、ボーカルなどは感情のこもった聴こえ方をします。


自分はダイナミック型が大好きなので、これくらいパワフルな音のほうが好みです。
こいつで聴く、ソウルやファンクなどはたまらん。


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最後に
「KL-カノン」 (スイッチオプションなし)3way 4drivers 


上記の2機種KL-サンカとKL-アカラ2014とはすこし音の傾向が違います。
解像度はしっかり高いのですが、音の分離よりも滑らかなまとまりある聴こえ方です。


分かりやすく言うと、先ほどのKL-サンカとKL-アカラ2014が粒の細かい砂のような感じだとすると、こちらは滑らかな水のようなイメージです。
音の角が丸く、マイルドで聴きやすい


特に中高域はスーッとした滑らかさがあり、あっさりしながらもすこしウェットな感じで、印象としてはWestone4みたいな雰囲気があります。


低域はこのKL-カノンがもっとも弾力があり、こちらも上記2機種とはすこし違った傾向の音でした。 量感もしっかりあり、一定の範囲内で適度に膨らみがあり制動が効いています。


音場は広く、KL-サンカやKL-アカラ2014と比べて最も空間が広い鳴り方です。
その分、音にすこし距離感があり、迫力よりも包み込むような印象です。


先程も書きましたが、分かりやすくポジション的な意味で例えるなら、KL-サンカがUMpro30なら、KL-アカラ2014がUM3X、このKL-カノン(スイッチオプションなし)はWestone4な感じです。


個人的には音の傾向的にすごく好みで、JAZZなどを聴くなら上記2機種よりも雰囲気たっぷりで相性が良いと思います。

クッキリとした音像やハッキリと分かりやすい音という意味では、KL-サンカやKL-アカラ2014のほうが好きな人も多いと思いますが、
逆にこのKL-カノンの余裕のある鳴り方は、大人向けというか玄人好みというか、なかなか通好み。いい仕事してますコレ。


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あと造形的な部分では、3つ共通してシェルがとても綺麗
是非ともクリアシェルを!とおススメしたくなるくらい美しいです。


比べてみると、どれも完成度が高く、最近のドライバ数が多く高額なモデルと比べても遜色ないというかむしろこっちのほうがいいと感じる。


なんとなく他のメーカーに比べて、どの帯域も不足なく出ていて完成度が高いため、各モデル毎の個性はその分ふり幅が小さいかもしれない。そのため、1つ買えば満足してしまう部分もある。 
下手すりゃある程度イヤホン色々聴いている人じゃないと、ハッキリとした違いがパッと聴きでは分かりにくいかも。 それだけ完成度が高いってことなんですけどね。
そこら辺はスイッチオプションのあるモデルや今後の新モデルなどに期待してしまいます。


今までどのカスタムやイヤホン聴いても、「うーんあとちょっと・・・」と思うことが多かったですが、そういった部分があまりない。
個性のあるイヤホンを複数持って楽しむのも面白いですが、ハズレなしの1本!をお探しなら、かなり満足度の高いカスタムIEMだと思います。


ちなみに、KL-サンカが人気で高評価ななか、自分の好みはこの3つの試聴機をじっくり聴いたうえで KL-アカラ2014 > KL-カノン > KL-サンカ という感じでした。
ダイナミッカーな私は、改めて自分は変態だと再認識。  
なので、あまり当てにならない部分はあるかもしれません。参考程度に。


うーむ、金があるなら全部買いたい・・・・・


 


 

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Comments
突然失礼します。
私はCIEMの購入を考えています。
初めてなので国内メーカーの、基本七万円以下のモデルにしたいと考えています。
くみたてLabさんのレビューを探してこちらの試聴レビューを拝見させていただきました。
普段はMDR-EX1000を使用し、音質は満足しています。
つきましてはEX1000と比べてなるべく近いような音質のCIEMを購入したいと思っています。
くみたてLabさんのKL-サンカ,KL-アカラ2014,KL-カノンなどのなかではどのIEMがEX1000と比べて違和感を感じないモデルだと感じましたか?
よろしければご教授ください。
Posted by NGY - 2014.08.22,Fri 21:34:14 / Edit
Re:突然失礼します。
私では判断がつきませんが、参考程度に音の印象等をメールしました。何かの参考になればいいのですが…
Posted by - 2014.08.23 at 00:38
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男性
自己紹介:
数年前、EtymoticResearchのER-4を買ってしまったことでイヤホンスパイラルに・・・ヘッドホンもちょっとだけ・・・

10年前から音楽にはまり、一時期は毎日1枚CDを買っていた。
聴く音楽ジャンルは、JAZZ、ラテン(ボサノバからサルサ、キューバンジャズなど)ファンク、ソウル、R&B、HIPHOP、クラブ,SKA、レゲエ、ハワイアン・・・などなど。J-POPはほとんど聞かないかも。
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